(3種類)
【体質】 元気がなく、胃腸のはたらきが衰えて疲れやすい人に適します。
【効能】 体の疲れ、食欲不振、胃弱、夏やせ、痔、病中・病後・手術後などで体力が弱っているときに用います。また、疲れによる肌荒れ、にきびなどの他、各種アレルギー症状を緩和する作用もあります。
【体質】 体が弱く繊細で、貧血気味、冷え性で疲れやすい人に向く処方です。
【効能】 胃腸を丈夫にし、貧血症状を改善します。また、不安や緊張感をやわらげ、寝つきをよくします。大きな手術後の不安感などにも適用します。
【体質】 特に体質は問いませんが、体力のない人にはやや向きません。
【効能】 食欲不振や胃もたれ、吐き気や嘔吐があるとき、お腹がゴロゴロいって下痢ぎみの人に適します。最近では逆流性食道炎の治療に用いられたり、「猪苓湯」「十味敗毒湯」との併用で痛風の治療に使われたりします。また、抗がん剤や放射線の副作用による下痢にも効果があります。