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茴香
(ういきょう)
茴香はフェンネルという植物の和名。果実を生薬として用いる。漢方では鎮痛薬として陰寒の小腸疼痛、疝痛に応用する。消化を助け、口臭を消すという薬効もあります。
消化促進作用
消臭作用
鎮痛作用
なし
西洋では魚料理やピクルスの風味付けに用いられ、インドではカレー料理に、中国では五香粉の原料として用いられる。また酒類・リキュール類の香り付けにも用いられる。甘さを感じさせる香りは、空腹感をやわらげて満腹感を感じさせることが元となり、ダイエット向きの香りとも言われています。一般に日本では芳香性健胃・駆風・去痰薬として家庭薬等に配合されています。
茴香を含む漢方薬