TOP > 漢方薬 > 生薬 >
黄連
(おうれん)
キンポウゲ科のオウレンの根茎を乾燥させたもの。嘔吐や下痢、腹痛などの胃腸症状に効果があると言われています。また、抗炎症作用や抗菌作用もあり、結膜炎や口内炎などにも効果があるとされています。
清熱作用
抗菌作用
抗炎症作用
中枢抑制作用
整腸作用
長期間服用すると胃腸障害を起こすことがあるので注意が必要です。
根茎の断面は鮮やかな黄色であり、黄色い根が連なっていることからこの名がついたそうです。なめると苦く、まさに良薬口に苦しの典型です。黄連にはキクバオウレン、セリバオウレン、コセリバオウレンがあり、日本産のものは金沢近郊でとれるものは加賀黄連、福井県大野地方でとれるものは越前黄連と呼ばれています。
黄連を含む漢方薬