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羌活
(きょうかつ)
セリ科キョウカツの根を乾燥させたもの。悪寒や頭痛・関節痛などに用いられます。特に発汗・解熱の作用が強く、去湿作用の強い独活と併用すると相乗効果があります。
発汗作用
鎮痛作用
解熱作用
抗菌作用
利尿作用
用量が多すぎると嘔吐を生じやすい。
近縁のものに独活(どっかつ)と呼ばれる生薬があり、よく同時に処方されますが、羌活は独活より気の働きがつよいと言われています。ちなみに中国で独活と羌活は、別の植物ですが、日本のもの「和独活・和羌活」は同じ植物(ウコギ科ウド)です。
羌活を含む漢方薬