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紅花
(こうか)
キク科ベニバナの花を乾燥させたもの。体を温めて血行を改善するため、冷え症を始め、月経不順、月経痛、産後の腹痛、血の道症、更年期障害などに用いられる。かの有名な「養命酒」にも含まれている。
子宮の興奮作用
冠状動脈拡張作用
降圧作用
清熱消炎
於血を改善する作用が強いので妊婦の多量服用には注意!
また、暑がりの人が飲むとのぼせることがある。
サフランと似たような働きを持つが価格がだいぶ安くてすむため、紅花を多く用いる方が効率も経済性も優れている。また、紅花から作った生薬をツボなどの部位に塗る紅灸(べにきゅう)という灸の一種もある。
紅花を含む漢方薬