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呉茱萸
(ごしゅゆ)
ミカン科ゴシュユ・ホンゴシュユの未成熟果実。体を温める作用や鎮痛作用などあり、冷え症状や血行障害、頭痛や腹痛や生理痛にも良いとされている。また、ゴシュユに含まれるアルカロイドのエボジアミンには抗がん作用があると言う。
健胃作用
鎮痛作用
利尿作用
妊婦には用いない方がよい。多量に使用すると、激しい咽喉の乾燥感が生じる。
新鮮な物は嘔吐を催す事もあり、採取後1年以上経過した物を用いる。
中国原産。江戸時代に渡来.薬酒にも使われ「萸酒(ゆしゅ)」と呼ばれる。「茱萸」は「ぐみ」とも読み、園芸の世界で有名である。
呉茱萸を含む漢方薬