TOP > 漢方薬 > 生薬 >
猪苓
(ちょれい)
サルノコシカケ科のチョレイマイタケの菌核を乾燥させたもの。利尿作用が強く、主に排尿障害に用いられます。抗炎症作用が若干あるため炎症を伴った浮腫(むくみ)にも効果があります。
利尿作用
抗腫瘍作用
抗脂肪肝作用
血小板凝集増強作用
服用しすぎると利尿過多による脱水症状を引き起こす可能性があります。
表面が黒渇色をした凹凸のある不整形の魂状で、この魂が猪の糞に似ていることから猪苓の名がついたそうです。日本産はやや軽質でくびれが多く「真猪苓」と呼ばれ、中国産は硬質で凸凹が少なく「唐猪苓」と称されます。
猪苓を含む漢方薬