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天南星
(てんなんしょう)
サトイモ科テンナンショウ属の植物の根茎を輪切りにしたもの。子宮頸癌、食道癌、肺癌、神経腫瘍、口腔腫瘍などのガンの治療に用いられることが多い。また鎮痙作用があるため痙攣を起こした時にも用いられます。
去痰作用
鎮痛作用
鎮静作用
鎮痙作用
抗腫瘍作用
生のテンナンショウは毒草であり、根茎(こんけい)もそのまま食べることはできない。胃腸障害や麻痺などの中毒症状がある。
生姜を加えて焙製したものを、「製南星」といい、牛の胆汁で焙製したものを「胆南星」、薬品による炮製を加えていないものを「生南星」という。
天南星を含む漢方薬