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大棗
(だいそう)
ナツメまたはその近縁植物の実を乾燥させたもの。作用が激烈な薬物に配合すると、性質をやわらげて消化機能(胃腸)に対する負担が少なくなり、さらに食欲が増し、消化が良くなる効果もあるとされています。
強壮作用
鎮静作用
肝臓保護作用
抗ガン作用
筋収縮力増強作用
抗アレルギー作用
特になし
果実を夜露にあて日にさらし干したものを紅棗(こうそう)といい、この紅棗を蒸してさらに干し、皺が生じ黒味を帯びたものを黒棗(こくそう)といいます。黒棗は大棗として生薬として扱われ、紅棗は食用として市場に多く出回っています。
大棗を含む漢方薬