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体の熱や腫れ、痛みを発散させる漢方薬です。主薬の発汗・発散作用のある「桂枝」をはじめ、5種類の生薬からなります。「桂枝」の他、痛みをやわらげる「芍薬」、体をあたためる「生姜」、緩和作用のある「甘草」などが配合されています。
この漢方薬に「葛根」と「麻黄」を加えると有名な「葛根湯」になります。
カゼのひき始めで寒気がするとき、他に頭痛や肩こり、筋肉痛、じん麻疹、関節痛などに適応します。
自然に汗が出やすく、体力のあまりない人に向いています。
配合生薬に甘草が含まれているので、大量服用により、浮腫(むくみ)を生じたり血圧が上がってくることがあります(偽アルドステロン症と呼ばれる症状です)